あらきゆみ x 印傳屋コラボ
日本人の美意識の原点
四季の美しさを想う日本人の
繊細な造形美の粋
印伝のきわだつ特色のひとつは、漆により描かれる美しい柄です。これらの柄は、自然の力や、四季の美しさに敏感な日本人の美意識が生み出した造形美、様式美です。その洗練された美は現代でもその耀きを失っていません。
吟味された天然素材の風合い。
軽く、強く、やさしい 「 鹿革 」
最高級の鹿革を使用
鹿革の軽く丈夫で柔らかなその感触は、人肌に最も近いといわれ、使い込むほど手になじみ、自然の感触をいつまでも楽しむことができます。
時とともに耀きを増す 「 漆 」
西洋では 「ジャパン」 と呼ぶ漆
時がたつほど冴える色艶
漆のことを西洋では 「ジャパン:japan」 と呼んでいます。
すぐれた実用性と装飾性 漆のもつ接着力、膜面の強さ、防水性、そして独特の光沢。時がたつほど冴える色艶。漆の光沢は、漆という自然の素材だけが持つ耀きであり、美しさなのです。
一子相伝で受け次がれた
家伝の秘法 「 印伝 」 は
すべて職人による手作りです。
日本人は藁の煙だけを用いて巧に着色する。信長に所見したことでも知られる宣教師ルイス・フロィスが、著書で驚嘆を記した印伝のルーツとされる燻べ技法。熟練の職人だけが駆使できる日本唯一の革工芸です。
コスモスはその調和のとれた8枚の花びらから宇宙を
そして永遠に寄りそう2つの魂とも伝えられているそうです。その由来に祈りを込めて、コスモス画家あらきゆみと株式会社 印傳屋上原勇七とのコラボレーションにより2年の歳月をかさねた作品が遂に完成しました。「いつまでも 倖せの花が貴方の心に咲きますように」