作者のひとり言
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あらき ゆみ

−  a brief record of my life −

花・光・心… 目で見た光ではなく 心で感じた
光cosmos(宇宙)を描きつづけて20数余年
日本橋三越本店をはじめ、全国各地の三越で
作品展を開催。
毎回好評をはくし、延べ入場者数は30万人を超える。
また、ソウルやパリなど海外でも作品展を開催。
その国のコスモスに思いを致す人々の希望に応えている。


コスモスはギリシャ語で宇宙・調和を意味し
寄り添う二つの魂と伝えられているそうです。
宇宙は私たちにとって希望であり、
いつかきっとめぐりあえる 終わりのない愛は
永遠の夢なのかも知れません…

 
−平和への祈りをこめて−
−作品展を振り返って−
   
作品展の様子をいくつかご紹介させて頂きます。
皆さまも是非cosmosたちに逢いにいらして下さい。
 
   
   
パリの作品展では、多くのフランスの方々が会場に集まって下さり、言葉よりも笑顔と笑顔の時を過ごし、絵を通じてコミュニケーションをとる事ができました。「絵の中に愛を感じる」「コスモスの絵の中に宇宙がみえるようだ」との感想を頂き、寒い12月のパリでしたが心暖まる作品展でした。
パリ・モンパルナスのギャラリーにて
 



あらきゆみ からのメッセージ

 
いつの日からか 忘れてしまうほどに
 もう 
 永い事
cosmosを 描きつづけています

どうして cosmosなの?と
よく言われます

川のほとりの 小さな町に生まれ
物心ついた頃から
絵は 私の一番の友達で
時を忘れるくらい いつも いつも
そういつも 空や風 目に見えない空気 心を
描いていました

ある日
近くに住んでいらした老画家に
パステルをプレゼントしていただき
私には なぜか
それが
どんな夢でも描ける
すばらしい 宝物に見えました
そして
そのパステルで 初めて 描いた花が 一輪の白い
cosmosだったのです

以来ずっと コスモスだけを見つめてきました

野の花だけれど
どこか 遠い昔に 出逢った人のような
切ないくらいのなつかしさ
いとおしさを感じ
花からは 心の声が 聞こえてきそうな
気がしてなりません…


強い風に なぎたおされても
雨にうたれても そして土が 干からびてしまっても
たおれながらも けなげに咲く この花に
どんなにか
勇気づけられた事かわかりません…
遠い空へ旅立って 
もう逢えなくなった
なつかしい人の声すらも
どどけてくれそうです…

cosmosの花の向うには いい知れないほどの
あたたかい笑顔が ある気がしてなりません
この花を通じ
すみきった青い空を 心にもつ どれだけのすばらしい人に
出逢えた事でしょう

最愛の人を すべて なくしても たった一人だけれど
ありったけのやさしい 笑顔を大切に 生きている人

余命を告げられた上 そばにいる人にも 出ていかれ
それでも 明日を信じ 生きている人

こんなにもきれいな花は 生まれてはじめと
先に逝ってしまった戦友にも 見せたかったと
私の手をとって ありがとうと言ってくれた韓国の人

たくさん
たくさん この花のように 強く 美しい人と
ふれ合わせて 頂きました

ありがとうの言葉を
ありがとうの心を
いくつ重ねても足りないくらいです
私には 何もできませんが
希望を おりこむかのように
生ある限り この絵を 描きつづけていきたいと 願っています



 

 

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